VALORANTをプレイしていると「自分の戦績をもっと詳しく分析したい!」と思う瞬間がありますよね。そんなときに役立つのが VALORANTトラッカー。
ただし、現在はデフォルトで戦績が非公開設定になっているため、外部サイトでデータを確認するには手動で「公開」に切り替える必要があります。
この記事では、VALORANTトラッカーの非公開解除方法から、そのメリット・注意点まで詳しく解説します。
これを読めば、自分に合った設定がきっと見つかるはずです!
VALORANTトラッカーとは?
プレイヤーの戦績を可視化できる便利ツール
VALORANTトラッカーとは、プレイヤーの戦績やランク、使用エージェントごとの成績などを詳細に記録・分析できる外部ツールです。
特に「Tracker.gg」が有名で、多くのプレイヤーが自分の上達を確認したり、友達やチームメイトと比較したりするために利用しています。
公式の戦績画面では見られない細かいデータが見られるのが大きな魅力です。
例えば、マップごとの勝率やK/D比、ラウンドごとの勝敗傾向などがグラフ化され、客観的に自分のプレイスタイルを理解できるのは大きなメリットです。
また、VALORANTはチームゲームであるため、戦績を公開することで他プレイヤーが自分の実力を把握しやすくなり、より適切な役割分担やチーム戦略を組みやすくなるという利点もあります。
こうした理由から、eスポーツのプロや配信者だけでなく、一般のプレイヤーにも広く利用されているのです。
非公開設定が導入された背景
かつてはVALORANTの戦績はデフォルトで公開されており、誰でも簡単に他人のデータを確認できました。
しかし、これによって「戦績を理由に誹謗中傷される」「実力を不当に判断される」といった問題も発生しました。
そのためRiot Gamesはプライバシー保護の観点から、戦績を非公開にできるオプションを導入しました。
現在はデフォルトで非公開になっており、公開を希望する場合は手動で設定を変更する必要があります。
公開と非公開の違い
公開設定にすると、自分のアカウント名を入力すれば誰でも戦績を確認できるようになります。
逆に非公開にすると、自分以外の人は一切アクセスできません。
非公開状態ではチームメイトであっても外部ツールを通じて戦績を見ることはできないため、安心してプレイできます。
なぜ多くのプレイヤーが利用しているのか
戦績を分析することは、上達の近道です。
特に上級者は「データを見て改善する」習慣を持っており、そのためにVALORANTトラッカーを活用しています。
単純に「勝った、負けた」だけではなく、「なぜ勝てたのか」「どこで失敗したのか」を客観的に知ることで効率よく上達できるのです。
利用時の注意点
ただし、VALORANTトラッカーはあくまで外部サービスです。
Riot Games公式のツールではないため、データが正しく反映されない場合や、不具合が起きる可能性があります。
また、公開設定にすると不特定多数に自分の戦績が見られることになるため、利用には注意が必要です。
非公開設定を解除するメリット
戦績を仲間と共有できる
非公開を解除する最大のメリットは、仲間と自分の戦績を共有できる点です。
これによって「このエージェントが得意なんだね」「ここのマップは苦手そうだから練習しよう」といった会話が自然に生まれ、チームプレイの質が高まります。
フレンドやクラメンと戦績を見せ合うことで、一体感も生まれやすくなるでしょう。
改善点を把握しやすくなる
自分のデータを公開すると、第三者の視点でフィードバックをもらえるようになります。
例えば「エイムは強いけど、ラウンド中盤での立ち回りに課題がある」といった具体的な指摘を受けられるのは、非公開では得られないメリットです。
これにより改善すべき点が明確になり、成長スピードも上がります。
チーム練習や戦術共有に役立つ
チーム単位で活動している場合、全員のデータを公開することで戦術の見直しがしやすくなります。
例えば「デュエリストのエントリー成功率」や「サポート役のアシスト率」をデータで確認できるため、チーム戦略を具体的に修正することが可能です。
これにより練習効率も飛躍的に上がります。
コーチングやアドバイスが受けやすい
VALORANTでは、プロや経験豊富なプレイヤーによる「コーチング」が人気を集めています。
戦績を公開しておけば、コーチや先輩から的確なアドバイスをもらえる可能性が高まります。
データを基に指導してもらえるため、自己流で悩むよりも効率的に上達できます。
自分の成長を客観的に見れる
非公開設定のままだと「なんとなく上手くなった気がする」程度で終わってしまうことが多いですが、公開しておけば過去のデータと比較しながら成長を実感できます。
「1か月前よりもヘッドショット率が上がった」「勝率が安定してきた」といった変化が目に見えるのはモチベーションにつながります。
VALORANTトラッカーの非公開解除方法(手順解説)
Riotアカウントにログインする
まず最初に必要なのは、自分のRiotアカウントにログインすることです。
VALORANTトラッカーを利用するには、公式アカウント情報と連携する必要があるため、ブラウザでRiot Games公式サイトへアクセスし、IDとパスワードを入力します。
ここで注意したいのは、正しいリージョン(アジア、北米など)を選択しているかどうかです。
間違ったリージョンに入ってしまうと、後の設定が反映されない場合があります。
二段階認証を設定している場合は、セキュリティコードも入力しましょう。
プライバシー設定ページへアクセス
ログインしたら、Riotのアカウント設定ページへ移動します。
そこには「アカウント情報」「セキュリティ」「プライバシー」といった項目があります。
この中の「プライバシー」タブに進むと、自分の戦績やアカウントの公開範囲に関する設定が表示されます。
ここでVALORANTに関する項目を探すのがポイントです。
「非公開」から「公開」に切り替える
プライバシー設定ページに入ると「ゲームデータを非公開にする」というチェックボックスがあります。
デフォルトではONになっており、戦績が非公開状態になっています。
ここをOFFにすることで、戦績が外部サイト(VALORANTトラッカーなど)でも表示されるようになります。
切り替えはワンクリックで完了します。
保存を忘れないように注意
設定を変更した後は、必ず「保存」ボタンを押してください。
これを忘れると、ページを閉じた際に元の非公開状態に戻ってしまいます。
特にスマホから操作していると、保存しないままページを閉じてしまう人が多いため注意が必要です。
保存後、数分から最大で数時間ほどで外部サービスに反映される場合があります。
解除できない場合の対処法
「公開に切り替えたのに反映されない」という場合は、いくつかの原因が考えられます。
まず、キャッシュが残っている可能性があるため、ブラウザのキャッシュを削除して再度アクセスしてみましょう。
それでも反映されない場合は、VALORANTトラッカー側でまだ情報が更新されていないケースもあります。
その場合は少し時間をおいてから再確認するのがおすすめです。
どうしても解決しない場合は、Riotサポートに問い合わせるのが確実です。
非公開解除後の注意点
他プレイヤーから戦績を見られるリスク
非公開を解除すると、誰でも自分の戦績をチェックできるようになります。
これは便利な反面、「戦績で実力を判断される」リスクもあるということです。
例えば「この人はK/Dが低いから弱い」といった偏見を持たれることもあり得ます。
そのため、公開する前にリスクを理解しておくことが大切です。
炎上や批判を受ける可能性
SNSや配信活動をしている人にとっては、戦績が公開されることで批判の対象になることもあります。
特にランクが低い場合や勝率が安定していない場合、心ないコメントを受けることがあるかもしれません。
公開は便利ですが、公開することで周囲の目にさらされる覚悟も必要です。
チート対策や不正検出に利用される場合
VALORANTは不正行為に厳しいゲームであり、異常なデータは検出対象となることがあります。
戦績を公開することで自分のデータが不特定多数に見られるようになり、不正を疑われるリスクもゼロではありません。
もちろん正しくプレイしていれば問題はありませんが、意識しておくと安心です。
個人情報との紐付けに注意
VALORANTトラッカーに表示されるのは基本的にゲーム内のデータだけですが、もしアカウント名をSNSや配信で使い回している場合、現実の個人情報と結び付けられてしまう可能性があります。
例えばTwitterと同じIDを使っていると、そこから簡単に個人アカウントを特定されることがあります。
プライバシー保護のためにIDを使い分けるのがおすすめです。
本当に公開する必要があるか考える
最後に重要なのは「自分にとって公開が本当に必要かどうか」を考えることです。
チーム練習や上達のために公開するのは有効ですが、カジュアルに遊んでいるだけなら公開しなくても困ることはありません。
「誰に見せたいのか」「何のために公開するのか」を明確にすると後悔しません。
まとめとおすすめの使い方
公開と非公開をうまく使い分ける
VALORANTトラッカーの公開設定は、常に公開しておく必要はありません。
必要な時だけ公開し、終わったら非公開に戻すといった柔軟な使い方がおすすめです。
必要に応じて再度非公開に切り替える
「しばらく公開していたけど、やっぱり気になる」という場合は、同じ手順で再度非公開に戻せます。
公開と非公開を自由に切り替えられるのは大きな安心ポイントです。
仲間内だけで共有する方法もある
戦績を広く公開する必要がない場合は、スクリーンショットを撮って仲間内だけで共有する方法もあります。
こうすればプライバシーを守りつつ情報交換が可能です。
成長記録として利用するのがおすすめ
特にソロプレイヤーにおすすめなのは、戦績を公開して「自分だけの成長記録」として利用することです。
過去との比較ができるため、モチベーションの維持に役立ちます。
最終的には自分のプレイスタイルに合わせよう
公開・非公開のどちらが正解ということはありません。
大切なのは、自分のプレイスタイルや目的に合わせて選ぶことです。
競技シーンを目指すなら公開が有効、気楽に遊ぶなら非公開で十分。自分に合った設定を選びましょう。
VALORANTトラッカー非公開解除の方法|公開設定に戻す手順と注意点!のまとめ
VALORANTトラッカーは、プレイヤーの成長をサポートしてくれる便利なツールです。
非公開解除によって仲間と戦績を共有できたり、効率的な上達につながるメリットがありますが、その一方で批判やプライバシーリスクといった注意点も存在します。
大切なのは「何のために公開するのか」を明確にすること。
必要な時だけ公開し、不要なら非公開にする柔軟なスタイルが一番おすすめです。
自分のプレイ環境に合った使い方を見つけて、VALORANTをもっと楽しみましょう!