「せっかく3人でマイクラを楽しもうと思ったのに、なぜか3人目が入れない…」そんな経験ありませんか?
実はこの問題、多くのプレイヤーが直面するあるあるトラブルなんです。
でもご安心ください!この記事では、なぜ3人目がマルチプレイに入れないのか、原因と解決策をわかりやすく解説します。
設定ミスから通信環境、バージョンの違いまで、1つずつ丁寧に対処法を紹介するので、この記事を読めばもう迷わずマイクラを楽しめますよ!
マルチプレイで3人目が入れない原因とは?
ワールド設定がオフラインになっていないか確認しよう
マイクラで友だちと遊ぶとき、ホスト(ワールドを開いている人)が「マルチプレイを許可する」設定にしていないと、他のプレイヤーは入ることができません。
特に、設定画面で「フレンドのみ」や「招待のみ」にしていると、フレンド登録ができていない人や、招待されていない人は入れません。
まずは、ホストの設定で「マルチプレイ」がオンになっているか確認しましょう。
また、Switchやスマホなどの統合版では、マイクロソフトアカウントのプライバシー設定にも注意が必要です。
親の管理設定でマルチプレイが制限されていることもあります。
この場合は、保護者アカウントで設定を確認し、「他の人と一緒に遊ぶ」や「マルチプレイゲームへの参加」を許可する必要があります。
プレイヤーの最大人数が設定されている場合
マインクラフトでは、1つのワールドに入れる人数の上限が決まっている場合があります。
例えば、Realms(公式サーバー)の場合、同時に入れる人数は最大10人ですが、個人で立てたローカルサーバーだとデフォルトで最大8人やそれ以下に設定されていることもあります。
ホストの設定で「最大プレイヤー数」を3人以下にしていると、当然3人目は入れません。
この設定は、Java版ならserver.properties
ファイルの「max-players」項目で確認できます。
統合版では、マルチプレイ画面の設定から確認可能です。
フレンド招待の設定ミス
マイクラ統合版(Bedrock)では、ワールドを開いたときに**「フレンドのフレンド」まで入れる**ようにするか、「フレンドのみ」「招待のみ」などの選択肢があります。
3人目のプレイヤーがホストと直接フレンドでない場合、「フレンドのフレンド」が許可されていないと入ることができません。
この場合、ホストが3人目をフレンドに追加するか、フレンドのフレンドまで許可する設定にする必要があります。
ワールドが別のバージョンで開かれている
マイクラにはバージョンがたくさんあり、少しでも違っていると同じワールドに入ることができません。
よくあるのが、ホストが最新バージョンで開いているのに、他のプレイヤーが古いバージョンのままだったというケースです。逆もあります。
バージョンの確認方法は、起動画面の右下やワールド選択画面に表示されています。
同じバージョンにそろえてから、再度接続してみましょう。
ラグや通信不具合が原因の可能性
もし3人目だけが「接続中…」のまま止まってしまう場合、ネットワークの不安定さが原因かもしれません。
通信が途中で切れてしまうと、サーバー側では「まだ2人しか接続していない」と認識されてしまい、3人目がなかなか参加できないことがあります。
Wi-Fiを使っている場合は、ルーターの近くでプレイする、または有線接続を試すことで改善する場合があります。
スマホ回線でプレイしている人は、データ通信の制限や速度制限に注意しましょう。
マイクラのバージョンやプラットフォームの違いに注意
Java版と統合版の違いを理解しよう
マイクラには大きく分けて「Java版」と「統合版(Bedrock版)」の2種類があります。
Java版はパソコン(WindowsやMac)でしか動かないのに対して、統合版はSwitch、スマホ、PS4、Windows10などで遊べるマルチプラットフォームです。
この2つは別のソフト扱いになるため、Java版で開いたワールドには、統合版の人は参加できません。
3人目が違うプラットフォームのバージョンを使っている場合、そもそも接続することができません。
たとえば、ホストがJava版で、友だち2人がSwitchとスマホを使っていたら、SwitchやスマホはJava版のワールドに入れません。
全員が同じ版を使っているか確認することが大切です。
クロスプレイ対応しているか確認する
統合版であれば、クロスプレイ(機種をまたいで遊べる)が可能です。
たとえば、スマホの人がSwitchの友だちと一緒にプレイできます。
しかし、クロスプレイを行うには全員がMicrosoftアカウントにログインしておく必要があります。
また、PS4などではMicrosoftアカウントとの連携が途中でエラーになっていると接続できないことがあります。
設定からアカウント連携が完了しているかを確認して、必要なら再ログインを行ってみましょう。
バージョンが揃っていないと接続できない
マイクラはアップデートが頻繁に行われるゲームなので、バージョン違いのトラブルも多くあります。
ホストと参加者のバージョンが違うと、サーバーに接続できません。
とくにJava版では、バージョン番号(例:1.20.1や1.20.4など)が少し違うだけでも入れないことがあります。
統合版の場合、通常は自動で最新バージョンに更新されますが、アプリのストアで手動アップデートが必要な場合もあります。
バージョンが同じかどうかをまずチェックしてみてください。
スマホ版・Switch・PC版での違い
操作方法やグラフィックの違いだけでなく、サーバーや招待機能の使い勝手にも違いがあります。
スマホ版は比較的簡単にフレンド招待ができますが、SwitchではNintendo Switch Onlineの加入が必要であったり、設定が複雑だったりすることがあります。
また、SwitchやPS4では「Microsoftアカウントのサインイン」がうまくいかず、マルチプレイが制限されてしまうことがあります。
PC版でもファイアウォールやセキュリティソフトが邪魔をしていることがあります。
ベータ版を使っている場合の注意点
統合版のスマホやPCでベータ版を有効にしていると、正式版とはバージョンが異なるため、ほかのプレイヤーとマルチプレイできないことがあります。
ベータ版はあくまで開発途中のテスト用バージョンなので、基本的に通常版を使うようにしましょう。
もしベータ版を無効にしたい場合は、「Xbox Insider Hub」アプリからマイクラのベータプログラムを離脱する必要があります。
そして再インストール後、最新の正式バージョンに戻すことで、他のプレイヤーと一緒に遊べるようになります。
通信環境・ネットワーク設定を見直そう
NATタイプが「オープン」になっているか
マインクラフトでマルチプレイがうまくいかない原因のひとつに、NATタイプの制限があります。
NATとは、家庭内ネットワークとインターネットをつなぐ「翻訳機」のような役割をするもので、接続の種類には「オープン(開放)」「モデレート(中間)」「ストリクト(厳しい)」の3つがあります。
3人目のプレイヤーのNATタイプが「ストリクト」だと、他のプレイヤーとうまく通信できず、サーバーに参加できないことがあります。
特に、SwitchやPS4などのゲーム機では、NATタイプが原因でエラーが出ることがよくあります。
この問題を解決するには、ルーターの設定でUPnP(自動ポート開放)を有効にすることや、DMZ設定を使って特定の機器の通信を優先的に開放する方法などがあります。
詳しい手順はルーターの説明書やメーカーサイトを参考にしてください。
ポート開放の設定が必要な場合
PCでマイクラのサーバーを立ててプレイする場合は、特定のポートを開放する必要があります。
Java版では通常「25565番ポート」を使いますが、このポートが閉じていると、外部のプレイヤーがサーバーにアクセスできません。
ルーターの「ポート転送」や「ポートマッピング」機能を使って、ホストのPCに向けてポートを開放しましょう。
また、セキュリティソフトやファイアウォールで通信がブロックされていないかも確認することが大切です。
スマホやSwitchなどでプレイする場合でも、Wi-Fiルーターの設定が影響することがあります。
家庭用ルーターでは、複数人が同時に接続すると、通信が不安定になってしまうこともあるので注意しましょう。
LANプレイとオンラインプレイの違い
LANプレイとは、同じWi-Fiに接続している人同士で遊ぶモードです。
この場合、インターネットに接続していなくてもプレイが可能です。
しかし、LANプレイであっても、セキュリティソフトやファイアウォールが通信をブロックしていると、他の人がワールドを見つけられないことがあります。
一方、オンラインプレイではインターネット経由で接続するため、通信速度や安定性がとても重要です。
ルーターの性能が低かったり、ネット回線が遅かったりすると、接続に失敗することもあります。
どちらの方法でプレイしているかを確認し、状況に合わせて設定を見直してみましょう。
セキュリティソフトやルーター設定の見直し
パソコンでマイクラをプレイしている場合、セキュリティソフトやファイアウォールの設定が原因で他のプレイヤーが参加できないことがあります。
たとえば、Windowsのファイアウォールで「Java(TM) Platform SE binary」がブロックされていると、サーバーへの通信が止められてしまいます。
この場合は、コントロールパネルから「ファイアウォールのアプリ許可設定」を開いて、Javaを許可するように設定を変更しましょう。
また、ルーターの管理画面にアクセスして、マルチプレイに影響する設定(ポート、UPnP、NATタイプなど)を確認することも大切です。
複数人プレイに適した回線速度の目安
マルチプレイを安定して楽しむためには、インターネットの速度も重要です。
目安としては以下の通りです。
プレイヤー数 | 下り速度の目安 | 上り速度の目安 |
---|---|---|
2〜3人 | 10Mbps以上 | 2Mbps以上 |
4〜6人 | 20Mbps以上 | 5Mbps以上 |
7人以上 | 30Mbps以上 | 10Mbps以上 |
また、Ping値(応答速度)も重要です。Pingが50ms以下であれば快適にプレイできますが、100msを超えるとラグが発生する可能性があります。
できるだけWi-Fiよりも有線LAN(Ethernet)接続のほうが安定してプレイできます。
Realmsやサーバーを使ってプレイする方法
Realmsの基本と3人以上で遊ぶ方法
**Minecraft Realms(レルムズ)**は、マイクラ公式が提供しているサーバーレンタルサービスです。
面倒な設定をしなくても、すぐに友だちとオンラインで遊ぶことができ、非常に使いやすいです。
Realmsでは、常時オンラインのワールドをホストでき、10人までのプレイヤーが同時に参加可能です(ホストを含めて)。
3人目が入れないとき、Realmsを使えば簡単に解決できます。
しかも、ホストがゲームを開いていなくても、他のプレイヤーが自由に入ることができます。
ただし、Realmsは月額制の有料サービスです。統合版とJava版で料金や内容が異なるので、購入前に確認しましょう。
無料サーバーを立てて仲間と遊ぶ手順
無料でマルチプレイをしたい場合、自分でサーバーを立てることができます。
Java版では、Minecraft公式サイトからサーバーツールをダウンロードし、パソコン上でサーバーを起動します。
これには多少の知識が必要ですが、設定ファイル(server.properties
)で人数やゲームモードなどを細かく調整できるのが魅力です。
参加者にはホストのIPアドレスを伝えれば参加可能です。ただし、インターネット越しに参加させるにはポート開放などが必要になります。
統合版では、「Aternos」などの無料サーバーサービスを使う方法もあります。
Webサイト上で登録し、ワールドを作って、友だちにURLを伝えるだけでOKです。
有料サーバーとの違いとおすすめ
無料サーバーと違い、有料サーバーは安定性やカスタマイズ性に優れているのが特徴です。
代表的なサービスには「ConoHa for GAME」や「さくらのVPS」などがあります。
これらのサーバーでは、人数の制限も緩く、MODやプラグインの導入も可能です。
本格的にマイクラを複数人で楽しみたい場合や、定期的に遊ぶグループには有料サーバーの方がトラブルも少なく、おすすめです。
サーバー設定で人数を増やすには
自分で立てたサーバーでは、最大人数を自由に設定できます。
Java版なら、server.properties
ファイル内の「max-players」の数値を変更するだけです。
Realmsでは基本的に最大10人なので、それ以上参加させたい場合は有料サーバーに乗り換える必要があります。
また、Aternosなどの無料サービスでも、設定画面で人数を変更することができます。
ただし、サーバーのスペックによっては人数を増やすと重くなることがあるので注意が必要です。
よくあるトラブルとその対処法
サーバーを使っていると、いろんなトラブルが起こることがあります。
たとえば「ログインできない」「ラグがひどい」「サーバーがクラッシュする」などです。
こうした問題は、MODの相性やサーバースペック不足、ネットワーク設定のミスなどが原因です。
まずはログやエラーメッセージをチェックして、何が原因かを特定しましょう。
また、参加者のバージョンがずれていないかも必ず確認してください。
よくあるトラブルQ&Aで不安を解消!
「フレンドなのに表示されない!」ときの対処法
マイクラでよくある悩みが、「フレンドとマルチをしようと思ったのに、参加ボタンやワールドが表示されない」というものです。
この原因は大きく分けて3つあります。
1つ目は、相手がまだワールドを開いていないパターンです。
マインクラフトのマルチプレイは、ホストがワールドを開いていないと表示されません。
先にワールドを開いてもらいましょう。
2つ目は、Microsoftアカウントの連携ミスやプライバシー設定です。
とくにSwitchやPS4では、Microsoftアカウントの連携がエラーになっているとフレンド情報が取得できず、表示されません。
設定アプリでアカウントの状態を確認してみましょう。
3つ目は、インターネットの接続不良です。一時的な通信の乱れでもフレンドリストに影響します。
Wi-Fiの再接続や、ゲームの再起動で改善することがあります。
「参加を押しても入れない…」原因は?
フレンドリストには表示されていて、「参加」ボタンも押せるのに入れない場合は、以下のような原因が考えられます。
-
ホストの設定が「フレンドのフレンド」ではなく「フレンドのみ」になっている
-
ホストがすでに人数上限に達している(例:2人まで)
-
バージョン違い(例:ホストが1.20.60、参加者が1.20.50など)
-
通信のラグやエラーでタイムアウトしている
対処法としては、設定を見直してもらったり、バージョンを合わせて再起動するなどが効果的です。
それでも入れない場合は、別の人がホストになって接続を試してみましょう。
「途中から3人目が切断される」理由とは
最初は3人でプレイできていたのに、途中から1人が落ちてしまう――これもよくあるトラブルです。
多くの場合は、**ネット回線の不安定さや、ホスト側の処理落ち(ラグ)**が原因です。
とくにスマホやタブレットでは、長時間プレイすると本体が熱くなり、処理能力が低下することがあります。
また、ホストのデバイスが古い場合、3人以上のプレイヤーを処理しきれずに落ちてしまうことも。
解決策としては、以下を試してみましょう。
-
プレイ時間を短く区切る
-
ホストの役割をPCや高性能な機器に交代する
-
Wi-Fiの再起動や、有線接続への切り替え
「他の人は入れるのに自分だけ入れない」パターン
これは自分の環境に原因があるパターンが多いです。たとえば以下のような要因があります。
-
自分のNATタイプがストリクトで通信が制限されている
-
セキュリティソフトが通信をブロックしている
-
古いバージョンのマイクラを使っている
-
Microsoftアカウントの接続不良
まずはゲームの再起動と、バージョン確認をしてみましょう。
それでも改善しない場合は、別のネット環境(別のWi-Fiなど)で試すとつながることもあります。
トラブルを減らすおすすめの遊び方
トラブルを少なく、快適に3人以上でマイクラを楽しむためのコツを紹介します。
-
全員が同じバージョンを使うようにする
-
Realmsや安定したサーバーを利用する
-
プレイ時間を決めて、こまめに再起動する
-
通信環境の良いホストがワールドを開く
-
不具合があればすぐに共有し合う
また、定期的にアップデート情報を確認し、ゲームを最新の状態に保つことも重要です。
マイクラはアップデートのたびに動作が変わることがあるため、最新情報をチェックしておくとトラブルを防げます。
マイクラで3人目が入れない?ローカル通信やオンラインプレイの原因と解決方法をわかりやすく解説!のまとめ
この記事では、マインクラフトで「3人目が入れない」ときの原因とその対処法について詳しく解説しました。
原因は設定ミスや通信環境の問題、バージョンの違いなど、さまざまですが、1つずつ確認すればきっと解決できます。とくにホストの設定や、使っている機器・バージョンの違いには注意が必要です。
また、トラブルが起きたときには、まず再起動やバージョン確認などの基本的なチェックをしてみましょう。
それでも解決しない場合は、Realmsや専用サーバーを使うことで、より快適に3人以上でマルチプレイが楽しめます。
みんなで楽しく冒険するためにも、正しい知識を持って、安心・安全にプレイしましょう!