「マイクラでフレンドのワールドに入りたいのに、なぜか接続できない…」そんな経験をしたことはありませんか?
実はこのトラブル、原因はゲームの不具合だけではなく、ネット環境やアカウント設定、さらにはフレンド側の条件によっても起こることがあります。
この記事では、マイクラでフレンドのワールドに入れないときの原因と解決方法を、初心者でも分かりやすく徹底解説します。
これを読めば、きっとスムーズに友達と一緒にマイクラの世界を楽しめるようになりますよ!
マイクラでフレンドのワールドに入れないときの主な原因
ゲームバージョンの違い
マイクラでは、プレイヤー同士が同じバージョンでなければマルチプレイができません。
例えば、フレンドが最新版にアップデートしているのに自分が古いバージョンのままだと「ワールドに接続できません」と表示されることがあります。
Java版と統合版(Bedrock版)が別物である点も大きなポイントです。
Java版同士、統合版同士でなければ一緒に遊ぶことはできません。統合版でもSwitch・スマホ・PCなどの機種間で遊べますが、必ずバージョンを一致させる必要があります。
解決方法としては、まず自分とフレンドのバージョンを確認して、必要であればアップデートを行うことです。
特にSwitchやスマホは自動更新がオフになっている場合もあるので、ストアから手動で更新してみましょう。
フレンド設定やフレンド追加の不備
フレンドのワールドに入るには、正しくフレンド登録が完了している必要があります。
マイクラ統合版の場合、ゲーム内での「ゲーマータグ」を使ってフレンドを追加しますが、スペルを1文字でも間違えると相手にフレンド申請が届きません。
また、フレンド追加は一方的に完了するのではなく、お互いにフレンドリストに登録されることが大事です。
もし「フレンドがオンラインに見えない」「ワールドが表示されない」という場合は、相手側のフレンドリストに自分が登録されているかどうかも確認してみましょう。
Xbox LiveやMicrosoftアカウントの問題
統合版マイクラでは、Xbox Live(Microsoftアカウント)にサインインしていなければマルチプレイができません。
特にスマホ版やSwitch版では、アカウントの接続が切れていることに気づかないケースも多いです。
「サインインしてください」と表示された場合は、正しいアカウントでログインし直すことが必要です。
さらに、アカウントのプライバシー設定によって「マルチプレイを許可しない」に設定されていると、フレンドのワールドに入れなくなります。
保護者が管理している子供アカウントの場合、この制限が原因で接続できないこともあるので注意しましょう。
ネットワーク環境やNATタイプの影響
オンラインマルチプレイでは、インターネット環境が大きく影響します。
特にNATタイプが「制限付き」になっていると、フレンドと接続できないことがあります。
Wi-Fi環境によっては、電波が弱かったり、ルーターの設定が原因で接続に失敗する場合もあります。
もし「タイムアウト」や「セッションに参加できません」と出る場合は、ネット環境をチェックすることが重要です。
ワールド設定や招待制限の確認不足
フレンドのワールドに入れないとき、意外に多いのが「相手側の設定」が原因です。
例えば、相手が「フレンドのみ」や「招待制」に設定している場合、招待を受けないと参加できません。
また、Realms(レルムズ)を使っていない通常ワールドでは、ホスト側がゲームを開いていなければ参加できない仕組みです。
つまり、フレンドがオフラインのときは入れないのです。
この場合は、相手に設定を確認してもらいましょう。
簡単にできる基本的なチェックポイント
ゲームとアプリの再起動
接続できないとき、まず試すべきは「ゲームの再起動」です。
マイクラはアップデートや一時的な不具合によってセッションエラーを起こすことが多く、再起動するだけで解決する場合があります。
スマホやSwitchならアプリを完全に終了させ、もう一度立ち上げ直してみましょう。
PC版の場合は、ランチャーごと再起動することをおすすめします。
単純な方法ですが、意外と効果的です。
インターネット接続の確認
次に確認したいのはインターネット接続です。
オンラインプレイが必要なので、Wi-Fiやモバイル回線が不安定だとワールドに入れません。
動画視聴や他のオンラインゲームに問題がないかもチェックしましょう。
もし回線が不安定なら、ルーターを再起動するだけで改善することもあります。
また、可能であればWi-Fiより有線接続を使うほうが安定します。
サインイン状態の確認
Xbox Live(Microsoftアカウント)にログインできていないと、フレンドのワールドに入ることはできません。
設定画面やメニューで、自分のアカウントが正しくサインインされているかを確認しましょう。
もし別のアカウントでログインしていた場合は、フレンドリストが同期されないので注意です。
特にSwitchやスマホでは複数のアカウントを切り替えることがあるため、意図せず違うアカウントで入ってしまうケースもあります。
フレンドのオンライン状況を確認
フレンドがオフラインのときはワールドに参加できません。
相手が実際にワールドを開いているかどうかを確認しましょう。
マイクラ統合版では、フレンドリストに「参加できるワールド」が表示されますが、もし何も出ていない場合は相手がワールドを開いていない可能性が高いです。
その場合は招待を送ってもらうか、相手がオンラインになるのを待ちましょう。
端末の再起動
ゲームやアプリの再起動で直らない場合、端末そのものを再起動するのも効果的です。
キャッシュや一時的な通信エラーがリセットされ、接続が改善することがあります。
特にスマホやSwitchは長時間使っているとメモリ不足になりやすいので、再起動を試すことで解決できるケースが多いです。
ネットワーク関連の詳しい対処方法
NATタイプの確認方法
マイクラのマルチプレイでは「NATタイプ」が非常に重要です。
NATタイプとはネットワークの接続方式を表すもので、これが「オープン」なら問題なくフレンドとつながれますが、「制限付き」や「厳しい」だと接続に失敗する原因になります。
例えばSwitchなら「設定」→「インターネット」→「接続テスト」でNATタイプを確認できます。
PCやXboxでもネットワーク設定からチェック可能です。
もし制限が厳しい場合は、ルーターの設定変更やポート開放が必要になります。
まずは自分の環境でどのNATタイプになっているかを調べることから始めましょう。
ポート開放の手順
フレンドのワールドに参加できないとき、原因がルーターのポート制限にある場合があります。
マイクラ統合版では、Xbox Liveに関連する「UDP 19132」「UDP 19133」などのポートが必要です。
ルーターの管理画面にアクセスし、ポート開放の設定をすることで通信がスムーズになります。
少し難しく聞こえるかもしれませんが、ルーターの型番で検索すると具体的な手順が出てくるので安心してください。
ただし、家庭環境によっては管理者しか設定できない場合もありますので、家族に相談するのが良いでしょう。
Wi-Fiと有線接続の違い
Wi-Fiは便利ですが、安定性という点では有線接続に劣ります。
特にマルチプレイでは一瞬の通信遅延が原因で「タイムアウト」や「接続エラー」になることがあります。
もし可能であればLANケーブルを使って有線接続にすることで、格段に安定性が増します。
Switchの場合はLANアダプターを利用する方法もあります。
スマホしか使えない場合は、Wi-Fiルーターの近くでプレイするなど、なるべく電波が強い環境を整えることが大切です。
ルーターの再起動や初期化
意外と効果的なのが、ルーターの再起動です。
長時間使用していると内部に負荷がかかり、通信が不安定になることがあります。
電源を切って数分置いてから再び入れるだけで改善するケースが多いです。
それでも改善しない場合は、ルーターを初期化して設定をやり直す方法もあります。
ただし初期化するとWi-Fiのパスワードもリセットされるので、必要な情報を控えてから実行するのが安全です。
家族共有やペアレンタルコントロールの影響
特に子供用アカウントを使っている場合、保護者によるネットワーク制限が原因で接続できないことがあります。
家庭のペアレンタルコントロールやフィルタリング機能で「オンラインゲーム制限」が有効になっていると、フレンドのワールドに入れません。
この場合は保護者の管理アプリや設定画面で許可してもらう必要があります。
特にSwitchやスマホではフィルタリングアプリが原因になることが多いので、見直してみると解決する可能性があります。
アカウントやプライバシー設定の見直し方
Microsoftアカウントの設定を確認
マイクラ統合版をプレイするには、Microsoftアカウントが必須です。
このアカウントには「プライバシーとオンラインの安全性」という項目があり、ここで「マルチプレイを許可」していなければフレンドのワールドに参加できません。
ブラウザからアカウントにサインインし、設定を見直すことで解決できる場合があります。
特に新規作成したアカウントはデフォルトで制限が厳しいことがあるので注意しましょう。
フレンド追加を許可する設定方法
フレンドと遊ぶには、相互でフレンド追加ができるようになっていなければいけません。
アカウント設定で「他のユーザーがあなたをフレンドに追加できるか」を確認しましょう。
もしオフになっていると、いくらフレンド申請を送っても承認されません。
マイクラ内での設定だけでなく、XboxアプリやMicrosoftの公式サイトでの設定確認も重要です。
マルチプレイを許可するプライバシー設定
Microsoftアカウントには「他の人とマルチプレイできるか」という設定項目があります。
ここが「ブロック」になっていると、フレンドのワールドに参加できなくなります。
この設定は「Xboxの設定」→「プライバシー」→「オンラインの安全性」から変更可能です。
設定を「許可」に変更することでマルチプレイが可能になります。
子供アカウントの制限解除方法
子供用のアカウントは安全のために初期状態で制限がかかっています。
そのため、保護者が管理する「ファミリーアカウント」から制限を解除してもらう必要があります。
具体的には「マルチプレイを許可」「フレンド追加を許可」などの項目をオンにします。
これをしないと、フレンドのワールドに入ることができません。
保護者に頼んで設定を変えてもらうのが一番確実です。
XboxアプリやWebでの設定確認
スマホやPCにインストールできる「Xboxアプリ」からも設定を確認できます。
アプリでログインするとフレンドリストやチャット機能が使えるので、フレンドとの連携もスムーズになります。
ここで設定を見直すことで「実はオンライン状態が非公開になっていた」というような小さな問題にも気づけます。
Webブラウザからも確認できるので、どちらかで一度チェックしておくのが安心です。
どうしても解決しないときの最終手段
ゲームの再インストール
いろいろ試しても改善しない場合、マイクラを一度アンインストールして再インストールする方法があります。
キャッシュや古いデータが残っていると接続エラーの原因になることがあるため、クリーンインストールで解決するケースは少なくありません。
ただし、ローカルに保存しているワールドは消えてしまう可能性があるので、事前にバックアップを取っておくことを強くおすすめします。
統合版ならクラウド保存が有効になっている場合もあるので確認しておきましょう。
サポートセンターに問い合わせる方法
どうしても原因が特定できないときは、公式のサポートに問い合わせるのが一番確実です。
マイクラは「Mojangサポート」や「Microsoftサポート」から問い合わせが可能で、日本語でも対応してもらえます。
自分の環境(機種・バージョン・エラーメッセージなど)をできるだけ詳しく伝えることで、より正確な回答を得られます。
困ったときは一人で悩まずにサポートに頼るのも賢い方法です。
公式ヘルプページの活用
マイクラには公式のヘルプページやよくある質問(FAQ)が用意されています。
ここには「マルチプレイができないときのチェックリスト」や「エラーコードの意味」などが詳しく書かれているので、自己解決の助けになります。
英語の情報が多いですが、ブラウザの翻訳機能を使えば問題ありません。
公式の最新情報は常に更新されているので、一度確認してみる価値はあります。
バージョンアップやパッチの待機
接続できない原因がゲーム側の不具合である場合もあります。
この場合は、プレイヤー側ではどうすることもできません。
公式が修正パッチを配布するのを待つしかないのです。
SNSや公式サイトで不具合報告が出ていないかチェックし、同じようなトラブルが他の人にも起きているなら、焦らずアップデートを待ちましょう。
特に大型アップデート直後はエラーが起きやすいので注意です。
別の環境(スマホやPC)で試してみる
最後の手段として、別のデバイスでログインして試してみる方法があります。
例えばSwitchで接続できない場合でも、スマホやPCから同じアカウントで入れることがあります。
これでうまくいけば、原因がアカウントではなく端末やネット環境にあることが分かります。
家族や友人の機器を借りて試すのも一つの方法です。複数の環境で試すことで問題の切り分けがしやすくなります。
マイクラでフレンドのワールドに入れないときの原因と対処法【完全解説】のまとめ
マイクラでフレンドのワールドに入れないときは、原因がさまざまで一見複雑に思えますが、実際には次のような流れで確認すれば解決しやすくなります。
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基本チェック(ゲーム再起動、ネット接続、サインイン確認、フレンド状態確認)
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ネットワーク確認(NATタイプ、ルーター設定、Wi-Fiの安定性)
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アカウント設定見直し(Microsoftアカウント、プライバシー設定、子供アカウントの制限解除)
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相手側の状況確認(ワールド設定、招待制限、オンライン状況)
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それでもダメなら最終手段(再インストール、公式サポート、パッチ待ち、別環境で試す)
特に多いのは バージョンの違い と アカウントやプライバシー設定の制限 です。
まずは自分とフレンドの環境が同じかどうかを確認し、それでも改善しない場合はネットワークや設定を詳しく見直してみましょう。
焦らず一つずつ試すことが解決の近道です。