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PS5のアップロード速度だけ遅い原因と解決法|通信速度が安定する設定・対策まとめ

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PS5を使っていて「ダウンロードは速いのにアップロードだけ遅い」と感じたことはありませんか?

実はそれ、設定や環境を少し見直すだけで大きく改善できる可能性があります。

本記事では、アップロードが遅い原因とすぐに試せる改善方法をわかりやすく解説します。

ネットワーク初心者でも簡単にできる手順ばかりなので、今日から快適なオンライン環境を手に入れましょう。

  1. PS5でアップロード速度だけが遅くなる原因とは?
    1. ネット回線の上り帯域が不足している
    2. Wi-Fi接続の干渉や距離の問題
    3. ルーターやモデムの設定不備
    4. PSN(PlayStation Network)側の混雑
    5. アップロードテストの測定条件の違い
  2. まず確認すべき基本設定とチェックポイント
    1. 接続方法(Wi-Fi or 有線)の確認
    2. 回線速度テストの正しい測定方法
    3. 他のデバイスの通信状況を確認
    4. ルーターの再起動とファームウェア更新
    5. PS5のネットワーク設定を初期化する方法
  3. アップロード速度を改善する具体的な方法
    1. 有線LAN接続で通信を安定させる
    2. IPv6接続を有効にして速度を向上
    3. MTU値を変更して最適化する
    4. ルーターのQoS設定を活用する
    5. 5GHz帯Wi-Fiを利用してノイズを減らす
  4. プロバイダや回線の問題を見極めるポイント
    1. アップロード制限をしている回線の特徴
    2. 光回線でも遅い場合の確認方法
    3. 回線混雑時間帯の影響
    4. モデムやONUの交換時期の目安
    5. ISP(インターネットプロバイダ)への問い合わせ方法
  5. それでも改善しない場合の最終手段
    1. 回線の乗り換えを検討する
    2. メッシュWi-Fiで家全体をカバー
    3. PS5のDNS設定を変更してみる
    4. 外部スピードテストツールを使う
    5. 専門業者に診断を依頼する方法
  6. PS5のアップロード速度だけ遅い原因と解決法|通信速度が安定する設定・対策まとめのまとめ

PS5でアップロード速度だけが遅くなる原因とは?

ネット回線の上り帯域が不足している

PS5の通信は「ダウンロード(下り)」と「アップロード(上り)」に分かれています。

普段ゲームをダウンロードしたりYouTubeを見たりするのは下りですが、オンライン対戦や配信、ボイスチャット、動画共有などは上りの通信を使います。

多くの家庭用インターネットは「下り」に重点を置いて設計されているため、上りが遅いのは珍しくありません。

特にマンションタイプの光回線では、住民が同時に利用すると回線が混み合い、上りが極端に遅くなることがあります。

回線の種類やプロバイダによってはアップロード帯域を制限している場合もあり、これはユーザー側ではどうにもできません。

まずはパソコンやスマートフォンで同じネットワークを使ってスピードテストを実施し、上りだけが遅いのか確認しましょう。

同様の結果なら、回線の上り帯域に問題がある可能性が高いです。

Wi-Fi接続の干渉や距離の問題

Wi-Fiを使っている場合、電波干渉や距離によってアップロード速度が低下することがあります。

2.4GHz帯は壁や電子レンジなどの影響を受けやすく、他の家のWi-Fiとも干渉しやすいのが特徴です。

一方、5GHz帯は高速で干渉が少ないものの、距離が離れると急激に弱まります。

PS5がルーターから離れた場所にあるときや、壁・床を挟むと通信が不安定になり、上り速度が落ちる原因になります。

改善策としては、まずルーターの近くにPS5を移動させるか、5GHz帯のWi-Fiに切り替えることです。

どうしても距離が離れてしまう場合は、中継機(Wi-Fiエクステンダー)を設置したり、有線LAN接続に変更することで劇的に改善します。

ルーターやモデムの設定不備

ルーターやモデムの設定不備も意外と多い原因です。

古いルーターではPS5の通信速度を活かせない場合があります。

例えば、Wi-Fi 4(802.11n)しか対応していないモデルを使っていると、アップロードが遅くなりやすいです。

最新のルーターでは「Wi-Fi 6(802.11ax)」に対応しているので、買い替えも検討しましょう。

また、QoS(通信優先度設定)が別のデバイスに偏っていると、PS5の通信が後回しにされます。

ルーターの管理画面に入り、PS5を優先端末として登録することで改善することがあります。

さらに、モデムやルーターを長期間再起動していない場合も通信が不安定になります。

電源を切って5分ほど待ち、再起動してみましょう。

PSN(PlayStation Network)側の混雑

PSN側が混雑している場合も、アップロード速度が低下することがあります。

特に新作タイトルの発売日や、システムアップデート配信直後などはアクセスが集中します。

この場合、ユーザー側の設定では解決できません。

PSN公式サイトの「サーバーステータスページ」を確認し、混雑が発生していないかチェックしてみましょう。

もし「一部機能に障害」などの表示がある場合は、サーバーの回復を待つしかありません。

時間帯を変えて通信テストをすると、夜間より昼間・深夜の方が速いと分かることがあります。

これはPSNの一時的な混雑が原因です。

アップロードテストの測定条件の違い

PS5の速度テスト結果が他のデバイスと違うのは当然です。

PS5の測定はPSNサーバーとの通信を使うため、実際の回線速度より低めに表示される傾向があります。

Wi-Fiの接続強度、バックグラウンドでの更新、他機器の通信などでも結果は変動します。

正確な比較をするなら、スマホやPCでも同時にテストしてみましょう。

PS5でアップロードが極端に低く、他の機器では速い場合は、PS5の設定やWi-Fi環境に原因があります。

反対にどの機器も遅いなら、回線かプロバイダがボトルネックです。

まず確認すべき基本設定とチェックポイント

接続方法(Wi-Fi or 有線)の確認

最初に確認すべきは「接続方法」です。PS5は有線LAN接続を推奨します。

有線は安定性・速度ともに優れており、特にアップロードではWi-Fiとの違いが顕著です。

LANケーブルは「CAT6」以上を使用するとよいでしょう。古いCAT5ケーブルでは通信速度が出ません。

有線が難しい場合でも、できるだけルーターの近くでWi-Fi接続をするようにしましょう。

回線速度テストの正しい測定方法

PS5の設定メニューから「ネットワーク」→「インターネット接続をテストする」で速度を確認できます。

測定時は他の機器の通信を止め、ルーターに近い位置で実施しましょう。

数回行って平均値を取ると、より正確に現状を把握できます。

また、同時間帯にスマホやPCで測定して比較すれば、PS5の問題か回線の問題か切り分けができます。

他のデバイスの通信状況を確認

アップロード速度が遅いときは、他の機器が帯域を使っていないか確認しましょう。

家族が動画をアップロードしたり、クラウドバックアップをしていると上り帯域が奪われ、PS5の通信が遅くなります。

特にWi-Fi環境では帯域を共有しているため、同時利用は避けるのが理想です。

ルーターの再起動とファームウェア更新

ルーターは長時間稼働するとメモリが圧迫され、通信性能が低下します。

定期的に再起動することでキャッシュをクリアし、速度が回復することがあります。

また、ファームウェアの更新を忘れていると、バグや不具合が原因で通信が不安定になる場合があります。

メーカー公式サイトで最新バージョンを確認し、アップデートしておきましょう。

PS5のネットワーク設定を初期化する方法

PS5のネットワーク設定が原因で通信が遅くなることもあります。

「設定」→「ネットワーク」→「インターネット接続を設定」から、一度削除して再設定してみましょう。

特に手動でDNSやMTUを変更している場合、設定ミスが速度低下を招いていることがあります。

初期化して自動設定に戻すと改善するケースが多いです。

アップロード速度を改善する具体的な方法

有線LAN接続で通信を安定させる

アップロード速度改善の最も効果的な方法は、有線LAN接続です。

有線接続は電波干渉がなく、常に一定の速度を保てます。

LANケーブルはCAT6以上の高速タイプを使い、ルーターのLANポートも1Gbps対応であることを確認しましょう。

Wi-Fiと比べて平均で2〜3倍の安定性が得られます。

IPv6接続を有効にして速度を向上

光回線を使っている場合、「IPv6接続」を利用すると通信が快適になります。

IPv4より混雑が少なく、特に夜間の速度低下を防げます。

契約しているプロバイダがIPv6対応であれば、ルーター設定で「IPv6(またはIPoE)」を有効にしましょう。

MTU値を変更して最適化する

MTU(最大転送単位)はデータ送信の効率に関係します。

PS5の設定で「設定」→「ネットワーク」→「詳細設定」→「MTU設定」を「手動」にし、「1473」や「1450」など少し低めに設定すると、上り通信が安定することがあります。

ルーターのQoS設定を活用する

QoS(Quality of Service)は通信優先度を決める機能です。

PS5を「高優先度」に設定すれば、他の機器よりも帯域を多く確保できます。

家庭内に複数端末がある場合は特に効果的です。

5GHz帯Wi-Fiを利用してノイズを減らす

Wi-Fiを使うなら、5GHz帯への切り替えが必須です。2.4GHzは干渉が多く、上り速度に影響します。

ルーターのSSID一覧で「5G」や「_5GHz」と書かれたものを選んで接続しましょう。

距離が近ければ5GHzの方が圧倒的に速く、安定します。

プロバイダや回線の問題を見極めるポイント

アップロード制限をしている回線の特徴

一部の格安プロバイダやケーブルテレビ回線では、上り速度に制限を設けています。

特に集合住宅タイプでは共有回線のため、時間帯によって速度が極端に落ちます。

契約内容を確認し、「上り速度最大値」を見てみましょう。

光回線でも遅い場合の確認方法

光回線でも遅い場合は、回線自体よりもONUやLANケーブル、ルーターの性能に問題がある可能性があります。

古いONUを長年使用していると速度が出にくいので、回線事業者に交換を依頼しましょう。

回線混雑時間帯の影響

夜間(20時〜23時)は利用者が集中するため、どの回線でも速度が落ちやすくなります。

この時間帯にテストして遅い場合は、回線混雑が原因です。

深夜や早朝に測ってみて速度が上がるなら間違いありません。

モデムやONUの交換時期の目安

モデムやONUは5〜7年ほどで性能が劣化します。

古い機器を使い続けていると、通信エラーや速度低下が発生しやすくなります。

プロバイダに問い合わせて、新型への交換を依頼しましょう。

ISP(インターネットプロバイダ)への問い合わせ方法

すべての対策をしても改善しない場合は、プロバイダに問い合わせるのが最善です。

速度測定結果(下り・上り)を伝えると、回線診断をしてもらえることがあります。

障害や制限がある場合、担当者が案内してくれます。

それでも改善しない場合の最終手段

回線の乗り換えを検討する

上りが安定しない場合、最終的には回線の乗り換えを検討しましょう。

特に「NURO光」「auひかり」「ドコモ光(v6プラス対応)」などは上り速度が安定しており、オンラインゲームにも最適です。

メッシュWi-Fiで家全体をカバー

広い家や2階建ての住宅では、電波が届かないエリアが発生します。

そんなときは「メッシュWi-Fi」を導入することで、家全体を均一にカバーできます。

PS5をどこに置いても安定した通信が得られます。

PS5のDNS設定を変更してみる

DNS(ドメインネームサーバー)の応答が遅いと通信全体に影響します。

「設定」→「ネットワーク」→「詳細設定」→「DNS設定」から「手動」を選び、Google DNS(8.8.8.8 / 8.8.4.4)を設定してみましょう。

外部スピードテストツールを使う

PS5の内蔵テストでは正確な結果が出にくいため、スマホやPCで「Fast.com」や「Speedtest.net」を利用して回線の上り速度を確認しましょう。

数値が安定していれば、PS5側の設定に問題があると判断できます。

専門業者に診断を依頼する方法

自宅のLAN配線やWi-Fi環境を専門業者にチェックしてもらう方法もあります。

電波の死角を調べ、最適なルーター配置や配線を提案してくれるため、根本的な改善が期待できます。

PS5のアップロード速度だけ遅い原因と解決法|通信速度が安定する設定・対策まとめのまとめ

PS5のアップロード速度が遅い原因は、Wi-Fi干渉、回線帯域不足、ルーター設定、PSN混雑などさまざまです。

まずは基本設定を確認し、有線接続や5GHz帯利用で改善を試みましょう。

それでも解決しない場合は、プロバイダや機器の見直しが必要です。

通信環境を整えれば、オンラインプレイや配信も快適になります。