「ROG Ally、すごく気になるけど“やめとけ”って本当?」
ASUSの最新ポータブルゲーミングPC「ROG Ally」は、ゲーマーの間で話題の一台。
でも、ネットでは「バッテリーが持たない」「設定が難しい」などのネガティブな声も多く見かけます。
本記事では、なぜROG Allyが「やめとけ」と言われるのかを徹底解説!
さらに、後悔しない選び方や他のデバイスとの比較も紹介。買う前にぜひ読んでおきたい完全ガイドです!
ROG Allyが話題だけど「やめとけ」と言われる理由とは?
バッテリーの持ちが悪すぎる
ROG Allyは高性能な分、バッテリーの消費も大きいです。
最新のゲームを遊んでいると、バッテリーが1〜2時間ほどでなくなってしまいます。
「外でゲームを楽しみたい」と思っても、電源がない場所では長く遊べません。
また、バッテリーを節約するために設定を変えると、画質や動きが悪くなってしまうこともあります。
電池の持ちが悪いと、せっかくの持ち運べるゲーム機の良さが台無しになってしまうのです。
熱とファンの音がゲーミング体験を損なう
ROG Allyはゲームをしていると本体がかなり熱くなります。
特に長時間遊んでいると、手に持っている部分が熱くなり、不快に感じることもあります。
それを冷やすためにファンが回るのですが、この音が結構大きいのです。
「ブーン」とずっと音が鳴っていて、静かな場所では気になってしまいます。
ゲームに集中したいときに、熱や音で気が散ると、楽しさが半減してしまうことがあります。
ソフトウェアの安定性に不安あり
ROG AllyはWindows 11が動いていて、ASUS専用のソフト「Armoury Crate」も使います。
でも、このソフトが不安定なことがあります。アップデートしたらボタンが効かなくなったり、設定が消えてしまったりすることもあります。
ゲーム機というよりパソコンに近いため、トラブルが起きたときに自分で調べて対応しないといけません。
パソコンに慣れていない人には、少し難しいと感じる場面もあるでしょう。
初心者には扱いづらい設定項目の多さ
ROG Allyはたくさんの設定ができます。
画面の明るさ、パフォーマンスの調整、ファンのスピードなど、細かく決めることができるのですが、初めての人には「どこをどうしたらいいのか分からない」と感じてしまいます。
例えば「Turboモード」や「Silentモード」など、性能を変えるモードもありますが、どれが自分に合っているのか迷ってしまいます。
シンプルに使いたい人にとっては、逆にストレスになるかもしれません。
サポート体制と保証が不安視されている
ROG Allyを買ったあとにトラブルがあった場合、サポートに連絡する必要がありますが、対応が遅いことや海外対応になることもあるようです。
「電話がつながらない」「修理に時間がかかる」などの声も見られます。
高価な製品だからこそ、サポートがしっかりしていないと不安になりますよね。
また、修理に出しても直っていないという報告もあり、安心して長く使えるかどうかに疑問を持つ人もいます。
実際にROG Allyを購入して後悔した人の声
Redditや5chで多く見られる不満の声
ネットの掲示板では、ROG Allyを実際に使ってみた人の正直な声がたくさんあります。
その中には「熱すぎて手に持てない」「バグでゲームが起動しない」「ファンの音がうるさい」といった声が多く見られます。
特にRedditや5chなどでは、ユーザー同士が情報交換をしていて、リアルな体験談が集まっています。
良い口コミもある反面、こうしたトラブルに悩まされている人も少なくありません。
Amazonレビューで低評価が付くパターン
AmazonでROG Allyを買った人のレビューを見ると、★1や★2といった低評価がついていることがあります。
その理由は、「バッテリーがすぐ切れる」「初期不良だった」「思ったより使いにくかった」などです。
買う前に期待していた分、がっかりしたという人も多く、星の数に差があるのが特徴です。
レビューを見ることで、実際にどんな点に注意すればいいかを事前に知ることができます。
中古価格の下落から見る評価の変化
ROG Allyは発売直後はとても注目されていて高値で取引されていましたが、中古市場ではすぐに値下がりしました。
これは「買ったけど手放す人が多かった」ことを意味します。
性能が高くても、使いづらさや不満があると、早く売ってしまいたいと思う人が増えるのです。
中古の値段が下がるのは、人気や満足度の低下を示す一つのサインでもあります。
これも「やめとけ」と言われる理由の一つです。
購入後すぐにトラブルが発生した体験談
「買ってすぐに起動しなくなった」「ゲーム中に突然シャットダウンした」といったトラブルの報告も多くあります。
特に初期ロットでは不具合が出やすいと言われていて、最初の数日で不調を感じる人も。
しかも、修理に出すと数週間かかることもあり、せっかく買ったのに遊べないという悲しい状況になることもあります。
高い買い物だからこそ、すぐに使えないのはかなりのストレスになります。
「Steam Deckにすればよかった」という後悔の声
ROG Allyとよく比較されるのがSteam Deckです。
Steam Deckの方がバッテリーの持ちが良く、シンプルで使いやすいと感じる人も多いです。
そのため、「ROG Allyを選んだけど、Steam Deckの方が良かったかも…」と後悔する人も少なくありません。
とくに、PC操作に慣れていない人には、Steam Deckの方が使いやすく感じられることが多く、選び方によって満足度が大きく変わるのです。
他の人気ゲーミングデバイスと徹底比較
Steam Deckとの性能・価格の違い
Steam DeckはValveが出している携帯ゲーム機で、ROG Allyとよく比較されます。
性能的にはROG Allyの方が高いですが、Steam Deckは自社のSteamゲームに最適化されていて、安定したプレイがしやすいです。
価格もSteam Deckの方が手ごろで、コスパを重視する人にはぴったり。
ROG AllyはWindowsなので自由度は高いですが、その分設定が複雑で、パソコンに慣れていない人には扱いづらい面もあります。
GPD Winシリーズとの携帯性の違い
GPD Winシリーズは、より小型で軽量なWindowsゲーミングPCです。
キーボード付きのモデルもあり、ゲーム以外の作業にも便利です。
ROG Allyは画面が大きくて見やすいのが魅力ですが、その分サイズも重さもあります。
カバンに入れて持ち歩くことを考えると、GPD Winの方が楽です。
「毎日持ち歩いて使いたい」という人には、GPD Winシリーズの方が使い勝手がいいと感じるかもしれません。
Nintendo Switchとのライトユーザー向け比較
Nintendo Switchは、誰でも気軽にゲームを楽しめる代表的なゲーム機です。
ROG Allyは高性能ですが、設定や操作に慣れが必要です。Switchはゲームカードを入れるだけで遊べるシンプルさがあり、子どもやライトユーザーにも人気です。
また、ソフトの価格もSwitchの方が安く手に入ることが多く、気軽に遊びたい人には向いています。
「ゲームは楽しく簡単に遊びたい」という人にはSwitchがおすすめです。
どんな人にはどのデバイスが合っている?
「とにかく性能重視」ならROG Ally、「コスパと安定性重視」ならSteam Deck、「軽さと多用途」ならGPD Win、「簡単さと気軽さ」ならSwitchが向いています。
自分がどんな風にゲームを楽しみたいかを考えることが大切です。
例えば、家の中でじっくり遊びたいなら性能重視のROG Ally。外出先でも軽く遊びたいならSwitchやGPD Win。
それぞれのライフスタイルに合った選び方が失敗を防ぎます。
それぞれのデバイスの強みと弱み
デバイス | 強み | 弱み |
---|---|---|
ROG Ally | 高性能・Windows搭載 | 熱・音・バッテリー問題あり |
Steam Deck | 安定性・価格・Steam最適化 | 重さ・Linuxにやや慣れが必要 |
GPD Win | 小型軽量・多用途に使える | 小さな画面とキーがやや不便 |
Nintendo Switch | シンプル・ソフトが豊富・操作が簡単 | 性能は低め・PCゲームは遊べない |
ROG Allyを買っても後悔しないためのチェックポイント
用途に合った使い方ができるか確認する
まず、ROG Allyを何に使うかをはっきりさせましょう。
最新のPCゲームを遊びたいのか、持ち運びして作業もしたいのか。
それによって満足度が変わります。例えば「家で高画質ゲームを遊びたい」ならROG Allyはおすすめです。
でも「電車や外出先でサクッと遊びたい」なら、バッテリーのことを考えて別の機種の方が向いているかもしれません。
購入前に自分の使い方をよく考えることが重要です。
必ず最新のファームウェアにアップデートする
ROG Allyを購入したら、まず最初にファームウェアのアップデートを行うことが大切です。
ASUSは不具合を改善するために、定期的にソフトの更新を行っています。
アップデートをすることで、バグが修正され、動作が安定しやすくなります。
アップデートを怠ると、せっかくの性能を発揮できなかったり、不具合が残ったままになることもあるので、定期的にチェックしましょう。
バッテリー管理と冷却方法を工夫する
バッテリーを長持ちさせるには、明るさやパフォーマンスモードを調整することが大切です。
また、長時間使うときは冷却スタンドやUSBファンを使うと、熱を抑えることができます。
さらに、プレイするゲームによっては設定を落とすことで消費電力が下がります。
少しの工夫で本体の寿命も延ばせます。
バッテリーと発熱の問題は完全には避けられませんが、うまく付き合う方法を知っておくと安心です。
必須アクセサリで使い勝手を向上させる
ROG Allyはアクセサリを使うことで、より快適に遊ぶことができます。
たとえば、外付けキーボードやマウスをつなげば、ノートPCのようにも使えます。
また、USBハブを使って画面を大きなモニターに映すことも可能です。
冷却台やケース、保護フィルムもそろえておくと安心です。アクセサリがあるだけで使いやすさが一気に変わるので、最初からセットで購入するのがおすすめです。
セールや中古でコスパ良く手に入れる工夫
ROG Allyは定価だと高価ですが、タイミングによってはセールで安くなります。
また、信頼できる中古ショップで状態の良いものを探すと、コスパよく手に入れられる可能性もあります。
特に公式リファービッシュ(整備済み品)などは保証もあるので安心です。
最新モデルの登場タイミングなどを見て、賢く買い物をすることで、満足度の高い購入ができます。
それでもROG Allyを選ぶべき人とは?
持ち運びできるWindowsゲーム環境が欲しい人
「家でも外でも同じPCゲームを楽しみたい!」という人にとって、ROG Allyはぴったりの選択肢です。
Windowsがそのまま使えるので、SteamやEpic Gamesのゲームを外出先でもそのまま遊ぶことができます。
USB-Cで充電もできるので、モバイルバッテリーがあれば長時間の外出にも対応できます。
ノートPCでは大きすぎる、でも本格的なゲームは遊びたいという人におすすめです。
ゲーム以外の使い方(開発・仕事)も考えている人
ROG Allyはただのゲーム機ではありません。
Windows 11が動いているので、WordやExcel、ブラウザ、プログラミングなども使えます。
たとえば出先での作業、ゲーム開発の動作テスト、動画視聴、軽い編集作業にも対応可能。
軽量なノートPC代わりに使うこともでき、1台でいろいろこなしたい人にとっては大きなメリットとなります。
マルチに使えるデバイスを求める人にぴったりです。
自作PCや設定いじりが好きなガジェット好き
ROG Allyは設定項目がとても多く、カスタマイズが楽しめます。
GPUやCPUのパフォーマンス、ファンの速度、電源設定など、細かく調整できるので、いじるのが好きな人にとっては「おもちゃ」としても魅力的です。
さらに、Windowsなので好きなソフトを自由にインストールでき、自分好みに仕上げられるのも大きなポイント。
ガジェット好きにはワクワクする1台です。
他のデバイスでは満足できなかった上級者
すでにSwitchやSteam Deckなどを持っていて、「もう少し性能が欲しい」と感じた人にはROG Allyが選択肢になります。
多くのゲームを高画質・高フレームレートで動かせるので、細部までこだわる上級ゲーマーでも満足できるスペックです。
カジュアルなゲームだけでなく、最新の重たいゲームまで遊べるのは、他の携帯機にはない大きな魅力です。
ASUSブランドに信頼がある人
ASUSはマザーボードやノートPCで有名な台湾の大手メーカーで、信頼性のあるブランドです。
ASUS製品をこれまで使っていて「品質が良かった」「サポートが丁寧だった」という経験がある人にとっては、ROG Allyも安心して選べる選択肢です。
また、ASUSのソフトやサービスに慣れている人なら、初期設定などもスムーズに進められるでしょう。
「ROG Allyはやめとけ」は本当?買って後悔する5つの理由と対策まとめのまとめ
ROG Allyは、ASUSが誇る高性能なポータブルゲーミングPCです。
ですが、「やめとけ」と言われる理由も確かに存在します。
バッテリーの持ちが悪いこと、発熱とファン音の大きさ、ソフトウェアの不安定さ、設定の難しさ、サポート体制の不安など、購入後に後悔する声が多いのも事実です。
しかし、Steam DeckやGPD Win、Switchなどと比べて、自分の用途に合っていれば強力な武器になります。
とくに、設定をいじるのが好きな人や、外でもWindowsゲームを楽しみたい人にはぴったりな一台です。
重要なのは、自分に合った使い方ができるかどうかをしっかり考えること。
情報を集め、後悔のない選択をすることで、ROG Allyは最高の相棒になってくれるでしょう。