「スイッチ版マイクラで友達と遊ぼう!」と思ったのに、「ローカル通信ができない…」そんな経験はありませんか?
実はこのトラブル、ちょっとした設定ミスやバージョン違いが原因のことがほとんどです。
この記事では、ローカル通信がうまくいかない原因とその解決方法をわかりやすくまとめました。
スイッチのマイクラでローカル通信ができない方は、ぜひ記事を参考にしてみてくださいね。
ローカル通信ができない時の基本チェックポイント
Switchの通信モードを確認しよう
マインクラフト(Switch版)でローカル通信がうまくいかないとき、まず最初に確認すべきは「通信モード」です。
Switchには「ローカル通信」と「インターネット通信」があり、ローカル通信を選ばないと近くのSwitch同士でプレイできません。
ゲーム起動時に「ローカル通信プレイ」を選びましょう。また、ワールドを開く側(ホスト)は、メインメニューから「ローカル通信で遊ぶ」を選んでワールドを開く必要があります。
もし通常の「遊ぶ」を選んでしまうと、インターネット通信モードになってしまい、近くのSwitchが認識されません。
基本中の基本ですが、意外と見落としがちなポイントです。
同じバージョンのマイクラかどうかチェック
Switchのマイクラは定期的にアップデートされています。
バージョンが異なると、ローカル通信で接続できません。たとえば、片方が「v1.20.51」で、もう一方が「v1.20.30」だと接続不可です。
確認方法はタイトル画面の右下。ここに表示される数字が一致しているかチェックしてください。
もし違う場合は、両方のSwitchをインターネットに接続し、「+ボタン → ソフトの更新 → インターネットで更新」で最新版に揃えましょう。
これだけで繋がることも多いです。
世界(ワールド)の設定がマルチプレイ許可になっているか
ワールド設定で「マルチプレイを許可する」がオフになっていると、どんなに通信設定が正しくても接続できません。
ワールドを開く前に「設定 → マルチプレイ → マルチプレイを許可する」がオンになっているか確認してください。
また、「Microsoftアカウントでのマルチプレイ」も有効にしておきましょう。
これをオフにしていると、Switch同士でも参加できない場合があります。
設定ミスひとつで通信が遮断されることがあるので要注意です。
NATタイプ(通信制限)を確認する方法
Switchには「NATタイプ」という通信制限の概念があります。
NATタイプが「D」や「F」だと、マルチプレイがうまくいかないことがあります。
確認するには「設定 → インターネット → 接続テスト」を実行します。NATタイプが「A」または「B」であれば問題なし。
「C」「D」「F」ならルーターの設定(ポート開放など)を見直す必要があります。
特に家庭用ルーターで複数のSwitchを使っている場合、1台しか通信を許可していないこともあるので注意しましょう。
再起動や更新で改善するケース
一見単純ですが、Switch本体やマイクラを再起動することで通信不具合が解消されるケースもあります。
キャッシュや一時データが原因で通信が乱れることもあるため、いったんソフトを終了し、本体を再起動してから再挑戦してみてください。
さらに、Switch本体やマイクラソフト自体のアップデートも忘れずに。
特に本体バージョンが古い場合、通信互換性に問題が生じることがあります。
よくある原因と対処法【プレイヤー側の設定ミス】
フレンド登録ができていない場合
Switch版マイクラでローカル通信を使う場合、フレンド登録は必須ではありませんが、設定によってはフレンドのみ通信可能になっているケースがあります。
設定メニューの「マルチプレイ設定」で「フレンドのみ」が選ばれていないか確認しましょう。
また、インターネット経由でマルチプレイする場合はフレンド登録が必要になります。
ローカル通信でも、フレンド同士であれば接続がスムーズになることが多いです。
オンラインプレイ制限がかかっている場合
Switchにはペアレンタルコントロール機能があり、これによってマルチプレイや通信機能が制限される場合があります。
親が設定している場合、マイクラがローカル通信を行えないようブロックされていることも。
Nintendo Switchアプリや設定メニューから、制限レベルを確認しましょう。
「制限レベル:中」以上だとマルチプレイが制限されるケースがあります。「制限なし」または「カスタム設定」でマルチプレイを許可すればOKです。
子どもアカウントでの通信制限設定
13歳未満のアカウントは、Microsoftアカウントのファミリー設定によってマルチプレイがブロックされることがあります。
保護者のMicrosoftアカウントで「account.microsoft.com/family」にアクセスし、対象アカウントの「プライバシーとオンラインの安全性」を確認しましょう。
「他のプレイヤーとマルチプレイできる」がオフになっていたらオンに変更してください。
これでローカル通信もスムーズに動作するようになります。
別のネットワークに接続している可能性
ローカル通信ではなく、同じWi-Fi経由で遊ぶ場合、両方のSwitchが同じルーターに接続している必要があります。
例えば、1台が「自宅Wi-Fi(2.4GHz)」、もう1台が「モバイルルーター」だと通信できません。
また、同じルーターでも「2.4GHz」と「5GHz」に分かれている場合、異なる帯域だと認識しないことも。
両方を同じネットワークに接続してから試してみましょう。
アカウントの地域設定が異なるケース
Microsoftアカウントの地域設定が異なると、接続に不具合が出るケースもあります。
特に片方が「日本」、もう片方が「アメリカ」設定になっていると、ワールドの検出がうまくいかないことがあります。
設定確認は「account.microsoft.com → アカウント情報 → 国/地域」。
どちらも「日本」に統一することで改善することがあります。
ネットワーク環境によるトラブル対処法
Wi-Fiルーターの設定を確認する
マイクラ(Switch)でローカル通信ができない場合、ルーターの設定が原因になっていることがあります。
特に「AP隔離(アクセスポイントアイソレーション)」という設定がオンになっていると、同じWi-FiにつないでいてもSwitch同士が通信できません。
設定画面で「AP Isolation」や「クライアント間通信の制限」などの項目があれば、オフにしましょう。
また、ルーターが古い場合はファームウェアの更新も効果的です。
さらに、同じルーターに複数の機器が接続されていると通信が混雑するため、不要な機器は一時的にWi-Fiを切るのもおすすめです。
オフライン(インターネットなし)で遊ぶ場合の注意点
ローカル通信では、インターネット接続が不要です。
ただし、「ローカル通信プレイ」を正しく選ばないと、インターネット経由のマルチプレイになってしまいます。
オフラインで遊ぶには、両方のSwitchを「ローカル通信モード」にし、どちらもWi-Fiを切っておくのが確実です。
さらに、片方がホストとなってワールドを開き、もう一方が「ローカル通信で参加」を選びましょう。
もし「ワールドが見つかりません」と出た場合は、ホストが正しくワールドを開けているか、またはSwitch同士が近すぎる・遠すぎるなども確認してください(約3〜5m以内が理想です)。
5GHz帯と2.4GHz帯の違いと通信安定性
Wi-Fiには「2.4GHz」と「5GHz」の2種類があります。
2.4GHzは遠くまで届きやすい反面、電子レンジや他の機器の影響を受けやすい帯域です。
一方、5GHzは高速で安定していますが、壁や距離に弱いという特徴があります。
Switchは両方に対応していますが、ルーターによっては2.4GHzしか対応していないこともあります。
もし通信が不安定なら、ルーター設定で5GHz接続を試してみるか、Switchをルーターの近くに置くと改善することがあります。
スイッチの電波強度を確認する方法
電波が弱いと通信が切れやすく、ローカル通信もうまくいきません。
Switchの「設定 → インターネット → 接続テスト」を行うと、電波強度を確認できます。
電波が1〜2本しか立っていない場合は、位置を変えてみましょう。
また、Switchをドックに入れたままだと電波が弱くなることがあります。
携帯モードにしてルーターに近づけると改善しやすいです。
周囲に金属製の家具や電子レンジなどがある場合も電波干渉の原因になります。
通信干渉を避ける環境作り
Switch同士の通信は電波を使うため、他の機器の影響を受けることがあります。
特にBluetoothイヤホンやワイヤレスコントローラー、スマホのテザリングなどが同時に使われていると干渉を起こすことがあります。
ローカル通信を行うときは、不要な無線機器の電源を切っておきましょう。
また、通信が安定しないときはSwitchを机の上など高めの位置に置き、電波の通り道を確保するのも効果的です。
小さな工夫で通信が驚くほど安定することがありますよ。
ワールドを共有する正しいやり方
ローカル通信でのワールド開放手順
ローカル通信を行うには、まず片方のSwitchでワールドを「開く側(ホスト)」に設定します。
メインメニューから「ローカル通信プレイ」を選び、共有したいワールドを選択しましょう。
もう一方のSwitchは「ローカル通信で参加」を選びます。
数秒待つと、ホスト側のワールドがリストに表示されます。これを選べば接続完了です。
もし見つからない場合は、ホストが正しく「ローカル通信プレイ」で開いているか、Switch同士が近距離にあるか確認してみてください。
招待と参加の違いを理解しよう
Switch版マイクラには「招待」と「ローカル通信で参加」という2つの仕組みがあります。
招待はインターネット経由でフレンドを招く機能で、ローカル通信では使いません。
ローカル通信では自動的に近くのワールドが検出される仕組みです。
そのため、「招待を送る」や「フレンドを追加する」は不要です。
この違いを混同してしまうと、「招待が届かない」「ワールドが出てこない」というトラブルにつながります。
マルチプレイ設定をオンにする方法
ワールドの「マルチプレイを許可する」がオフになっていると、他のプレイヤーが参加できません。
ワールド一覧で対象のワールドを選び、「設定 → マルチプレイ → マルチプレイを許可する」をオンにしてください。
また、「フレンドのフレンドが参加できる」設定をオンにすると、ローカル通信での接続もスムーズになる場合があります。
設定変更後は必ずワールドを再起動しましょう。
他の端末(スマホ・PC)との違い
Switch版マイクラのローカル通信は、スマホ(統合版)やPCとは互換性がありません。
Switch同士のみがローカル通信可能です。
スマホやPCと遊びたい場合は、インターネット通信(Microsoftアカウントでのマルチプレイ)を利用する必要があります。
この点を誤解して「Switchとスマホでローカル通信しよう」としても接続できません。
Switch専用のローカル通信機能と理解しておきましょう。
セーブデータの共有に関する注意点
ローカル通信ではワールドのセーブデータはホスト側のSwitchに保存されます。
ゲスト側が遊んでも、そのプレイデータは自分のSwitchに保存されません。終了後にワールドをもう一度開くと、ホスト側に前回の状態が残っています。
ゲストが作った建物などもホストのデータに保存される仕組みです。
もし自分のSwitchにもコピーしたい場合は、クラウドセーブ機能(Nintendo Switch Online加入者限定)を使いましょう。
それでもダメなときの最終手段
ソフトの再インストール
全ての設定を確認してもダメな場合、マイクラ自体に不具合があるかもしれません。
一度データをバックアップしてから、ソフトを削除・再インストールしてみましょう。
再インストール後に最新版に更新すると、不具合が解消されるケースがあります。
削除する際は「設定 → データ管理 → ソフトの消去」で実行可能です。
Switch本体の再起動・初期化
Switch本体が長期間スリープ状態で使用されている場合、内部メモリにエラーが蓄積されることがあります。
再起動することで改善する場合が多いです。
それでも解決しない場合は、バックアップを取ってから「本体の初期化」を検討しましょう。
ただし、初期化後はすべてのデータが消えるため注意が必要です。
Nintendo Switch Onlineの更新確認
マイクラはローカル通信でも基本的にNintendo Switch Onlineは不要ですが、一部機能でサブスクリプションが影響する場合があります。
アカウントが期限切れになっていないか、「ニンテンドーeショップ」から確認しておきましょう。
Mojangサーバーや通信障害の確認方法
稀に、MojangやNintendo側で一時的な通信障害が発生していることもあります。
公式サイトや「X(旧Twitter)」で「#Minecraft障害」「#Switch通信障害」などを検索すると、リアルタイムの情報を確認できます。
サーバー側の問題なら、時間をおいて再試行するのが最善です。
問い合わせ先とサポート情報
最終手段としては、任天堂サポートセンターに問い合わせましょう。
公式サイトの「修理・サポート」ページからチャットまたはメールで相談できます。
また、Mojangのサポートにも英語で問い合わせ可能です。公式情報に基づいて対応すれば、安全に問題を解決できます。
スイッチ版マイクラでローカル通信ができないときの完全解決ガイド!のまとめ
マイクラ(Switch)でローカル通信ができない場合、ほとんどは「設定の見落とし」や「バージョン違い」が原因です。
焦らず順に確認することで、ほとんどのトラブルは解決します。特に、
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両方が同じバージョンか?
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ローカル通信モードで起動しているか?
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マルチプレイ設定がオンか?
をチェックすれば、解決率はぐんと上がります。
通信は少し繊細ですが、正しく設定すれば家族や友だちと快適にマイクラの世界を共有できます。