今回は、ROG Xbox Ally XとAllyの違いと比較を紹介します。
まず結論から言うと、2025年現在「ROG Xbox Ally X」を選ぶべきです。
価格は高くなっていますが、その差以上の性能・快適さ・将来性があります。
初代ROG Allyも魅力的ですが、Ally Xは単なる「上位機種」ではなく、
**次世代の基準を作り直した“完全版”**なのです。
ROG Xbox Ally Xを選ぶ理由は、大きく3つあります。
ROG Xbox Ally Xには、最新の「Ryzen AI Z2 Extreme(8コア)」が搭載されています。
従来モデルの4コアから倍増し、AI処理用のNPUも内蔵。
AIによるフレーム補完や描画最適化など、今後のゲームで求められる技術に対応しています。
メモリは16GB→24GB、バッテリーは60Wh→80Whと、どちらも33%以上アップ。
長時間プレイしてもパフォーマンスが落ちにくく、外出先でも安心です。
内部構造が見直され、熱がこもりにくく静音性もアップ。
さらにUSB4ポートを搭載し、外部GPU(eGPU)にも対応。
「持ち運べる本格ゲーミングPC」としての完成度が段違いです。
とくにフレームレート(fps)の安定性と静音性の改善は体感できるレベル。
「ロード時間が短い」「カクつかない」「発熱が少ない」──
この快適さは、単なるスペック差以上の価値があります。
だからこそ、今から買うなら「ROG Xbox Ally X」が間違いなくおすすめです。
もしあなたがSteamやXbox Game Passで本格的に遊びたいなら、数年後も後悔しない選択肢はROG Ally Xだけです。
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ROG Xbox AllyとROG Xbox Ally Xの基本仕様の違い
まずは、ROG Xbox AllyとROG Xbox Ally Xのスペックを一覧で比較してみましょう。
見た目はそっくりですが、中身は大きく異なります。
🔍 ROG Xbox AllyとROG Xbox Ally Xの比較表
項目 | ROG Xbox Ally | ROG Xbox Ally X |
---|---|---|
CPU / GPU (APU) | AMD Ryzen Z2 A(4コア/Zen2系) | AMD Ryzen AI Z2 Extreme(8コア/Zen5系+NPU搭載) |
メモリ | 16GB LPDDR5X-6400 | 24GB LPDDR5X-8000 |
ストレージ | 512GB M.2 2280 SSD | 1TB M.2 2280 SSD |
ディスプレイ | 7インチ FHD(120Hz/500nits/FreeSync Premium) | 同仕様(共通) |
バッテリー容量 | 60Wh | 80Wh |
重量 | 約670g | 約715g |
拡張ポート | USB-C×2(3.2 Gen2)+microSD+3.5mm | USB4×1+USB-C×1+microSD+3.5mm |
冷却性能 | 標準デュアルファン構成 | 改良型ヒートパイプ+静音設計 |
価格(参考) | 約599ドル | 約999ドル |
発売日 | 2025年10月16日予定 | 同日発売 |
特徴まとめ | 軽量・コスパ重視モデル | ハイエンド・長時間プレイ向けモデル |
プロセッサ(APU)の違い
ROG Xbox Ally と ROG Xbox Ally X の最大の違いは、搭載している「APU(CPU+GPU)」です。
標準モデルの Ally は「AMD Ryzen Z2 A」という4コアの省電力モデルを搭載。
一方の Ally X は「AMD Ryzen AI Z2 Extreme」という最新の8コアモデルで、AI処理用のNPUも内蔵しています。
これにより、Ally X は単純な処理速度だけでなく、AI補助を使った最適化処理(フレーム補完など)にも対応でき、より滑らかな映像表現が可能になります。
特に、AAAタイトル(グラフィックが重い最新ゲーム)を高設定で動かしたい人には、Ally X の性能アップは非常に大きな魅力です。
標準の Ally は軽いゲームやインディー作品、クラウドゲーミング中心のユーザーに十分な性能を発揮します。
つまり、「何を遊びたいか」で明確に選び方が変わるポイントです。
メモリ・ストレージの構成
メモリは Ally が 16GB(LPDDR5X-6400)、Ally X が 24GB(LPDDR5X-8000)です。
この差は、複数アプリを同時に動かしたり、大型タイトルを長時間プレイする人には大きな利点になります。
さらにストレージも Ally が 512GB、Ally X は 1TB。
最近のゲームは1本で100GBを超えることも多く、1TBあるとインストールの自由度が格段に上がります。
どちらもM.2 SSDで交換・拡張が可能な設計なので、将来的に容量を増やしたい人も安心です。
バッテリー容量と駆動時間
バッテリーは Ally が 60Wh、Ally X が 80Whと大幅に増量されています。
そのため、同じ条件でプレイしても Ally X の方が持続時間が長く、外出先や長時間セッションにも向いています。
ただし、性能が上がった分、消費電力も増える可能性があるため、実際の使用時間はプレイ内容に左右されます。
軽いタイトルならAlly Xのほうが確実に長持ち、重いゲームならほぼ同等、というイメージです。
ディスプレイ・リフレッシュレートの共通点
ディスプレイはどちらも7インチ・フルHD・120Hz対応。FreeSync Premiumにも対応し、映像のなめらかさは両機種とも非常に高水準です。
また、Corning Gorilla Glass VictusとDXCコーティングを採用しており、屋外でも見やすい明るさを確保しています。
画面品質に差はほぼないため、選ぶ際の決め手は主に内部性能やバッテリー容量になるでしょう。
外部ポート・拡張性
Ally はUSB-Cポートを2基備え、DisplayPort出力にも対応しています。
Ally Xでは、片方がUSB4対応になり、より高速なデータ転送や外部GPU接続も可能になります。
つまり、「モバイルでも本格的にPCのように使いたい」なら、Ally Xの方が適しています。
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設計・操作性・見た目の差
グリップ形状と重量差
両モデルとも外観は似ていますが、Ally Xではグリップ形状がわずかに変更され、長時間プレイ時の持ちやすさが向上しました。
重量はAllyが約670g、Ally Xが約715gと若干重くなりましたが、バッテリー増加分を考えると十分納得できる範囲です。
実際に手に持つとバランスがよく、重さを感じにくい設計になっています。
ボタン配列と操作感
ROG Xbox Ally Xでは、新たに「Xboxボタン」が設けられ、UIの操作性がよりXboxライクになりました。
標準モデルのAllyはASUS独自のArmoury Crate経由で操作するスタイルでしたが、Ally XはXboxユーザーには馴染みやすい操作感が特徴です。
この変更により、家庭用ゲーム機のような直感的な体験が可能になり、Windowsベースでありながら“コンソール感覚”で楽しめます。
冷却・静音性の改良点
Ally Xは内部の熱設計が改良されており、長時間の高負荷プレイでもサーマルスロットリング(熱による性能低下)が起きにくくなっています。
静音性も改善され、従来のAllyで気になったファン音も低減されています。
快適にプレイできる時間が増えたのは確実です。
デザインと操作性の進化
外観のサイズはほぼ共通ですが、Ally Xはグリップ形状が改良されており、長時間持っても疲れにくい設計です。
重量は約45g重くなりましたが、バッテリー容量増加を考慮すれば十分軽量です。
また、Ally Xには「Xbox専用ボタン」が追加され、UI操作が直感的に。
従来のArmoury Crate操作から、より“Xboxライク”な体験へと進化しています。
まるで家庭用ゲーム機を操作するような快適さが魅力です。
実際の性能差(ベンチマーク・体感)
海外レビューサイトのテストによると、Ally XはAllyに比べて平均で約15〜25%のフレームレート向上が確認されています。
例えば『Cyberpunk 2077』や『Starfield』のような重量級タイトルでは、
-
Ally:約45fps前後
-
Ally X:約55〜60fps前後
という結果が多く見られました。
これはGPU性能とメモリ速度の両方が効いている結果です。
また、SSDの読み込み速度も10〜15%ほど速く、ロード時間の短縮にも貢献しています。
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ソフトウェア体験と拡張性
Xboxフルスクリーン体験
両モデル共通で、Windows 11に統合された「Xboxフルスクリーン体験モード」が利用可能です。
これにより、電源を入れてすぐにゲームライブラリへアクセスでき、まるでXbox本体のような操作感が得られます。
SteamやEpic Gamesももちろん利用可能で、PCとコンソールの“いいとこ取り”を実現しています。
将来性・アップグレード性
Ally Xは24GBメモリと1TB SSDというゆとりある構成により、将来的なタイトル増加にも耐えられる構成です。
USB4ポートによって外部GPUを接続すれば、まるでデスクトップPCのような性能を発揮できます。
拡張性と持続性を重視するなら、Ally Xが間違いなく有利です。
どちらを選ぶべきか?用途別おすすめ
タイプ | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
コスパ重視派 | ROG Xbox Ally | 価格が安く、ライトゲーマーに最適 |
ハイエンドゲーマー | ROG Xbox Ally X | 性能・冷却・メモリすべて強化 |
携帯性重視派 | ROG Xbox Ally | 軽量で持ち運びやすい |
長時間プレイ重視 | ROG Xbox Ally X | バッテリー容量が多く安心 |
将来の拡張性重視 | ROG Xbox Ally X | USB4対応・外部GPU連携可能 |
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ROG Xbox Ally XとAllyの違いを比較表で解説|性能・価格・選び方まとめ!のまとめ
ROG Xbox Allyシリーズは、「PCゲーミングの自由度」と「家庭用機の使いやすさ」を融合した革新的なデバイスです。
選び方のポイントはシンプル。
-
価格重視・軽さ重視ならAlly
-
性能・将来性重視ならAlly X
どちらを選んでも、Steam・Xbox・クラウドゲームが快適に遊べる点は共通です。
あなたのプレイスタイルに合わせて選べば、間違いなく満足できる一台になるでしょう。
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